本当にあった魔女のお話〜Part2〜

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今回は魔女と呼ばれたある少女のお話です。

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この手の文献を読んでいると、魔女と呼ばれるのはたいてい「少女」が多いのはなぜなんでしょうか?

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私個人的な解釈でいくと、年若いと得てして無邪気なもの・・・その無邪気さ故の残酷さ、奔放さが少女を魔女としてしまうのでしょうか?そうなると、大人にも少し責任があるような気もしてきますよね・・・

 

Little Murgin

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1862年、フランスの歴史家のジュール・ミシュレは「 La sorciere ( 魔女 )」を出版しました。この本は、魔女と言われた様々な職業の人全ての人生のことを書いた本です。ミシュレは、この本なかの一部で、魔女を、「抑圧的な社会への反逆者」、「医学の先駆者」、そして「操り人形(特に聖職者によって操られた)」などと書いています。

彼の本の「バスクの魔女たち」の章では、生まれながら魔女だった少女たちのグループの、生後からの奇妙な伝説や、魚のように泳ぐことについて書かれています。彼女たちは風から秘密を聞くのです。そして、彼女たちは余りに美しく、魅力的で、その為に危険なようです。その美しさと魅力で下心を隠し、思いのままに悪魔を呼び寄せるそうなんです。

フランスのバスクの魔女たちの集会(サバト)の話は、凄い勢いで世間に広がり、黙認せざるを得なくなってきました。サン=ぺという町の領主であるユルチュビという人物は、自分の城でサバトが開かれるのを許さなければなりませんでした。しかし、そのため彼は、魔女の1人が自分の血を吸い続けていると想像してしまったようです。なので、彼はバスクの政府に魔女たちの排除を訴えました。約60~80人の魔女たちが裁判にかけられ、その中には17歳の乞食の少女であるマルガリタ( Little Murgin として知られています )も含まれていたそうです。

ミシュレは Little Murgin と彼女の仲間であるリザルダがどのようにして子供、もしくは若者を悪魔に捧げていたかについて書いています。不可解なことですが、 Little Murgin は「魔女の証拠である悪魔の印があるかどうかを調べる」役目を得たのです。

その悪魔の印とは隠しきれないもので、その印がある部分は、針を刺されても痛みを感じないのです。Little Murgin は最も若い、魔女と疑われる人たちへ意気揚々と針を刺しました。ミシュレはこれ以上彼女について触れていません。ですが、ミシュレは「たくさんの人が彼女の手によって冷酷で苦しい死を迎えたのだろう」と言っています。

魔女ってどんな存在だった??

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この文献によると、ジュール・ミシュレは魔女を「悪いもの」とは捉えてはいなかったんですね。この時代には珍しかったかもしれませんね。いつの時代にも、こういった人がいてくれることはありがたい、なんて思ってしまいます。

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「抑圧的な社会への反逆者」という言い方から考えると、この時代は女性は抑圧され、自由などはなかった・・・そんな閉鎖的な生活から抜けだそうとすれば、たちまち!魔女扱いされてしまったのでしょうか・・・(なんて理不尽な!!)

「医学の先駆者」、これもまた肯定的な表現だと思います。魔女は薬草などに精通している、とよく言われてますものね!現代のハーブなどは魔女が見つけたものだったりして・・・♡魔女に感謝したいものです♪

「操り人形」、これはけっこう皮肉を込めた言い回しのように思えます。教会側が、自分達の利益のために魔女と呼ばれた人たちを利用している、という意味だと私は思っています。きっと「本当は魔女なんかではない」ということはわかりきっていたはず・・・でも!自分達の利益のために権力を乱用して「命が惜しければ協力しろ」的なやり方が横行していたのでは・・と!(たいして現代も変わらないかも〜)

そして女性なら誰でも欲しい「美しさ」!!ひときわ美しい面立ちはそれだけで目を惹くものです。きっとそんなに人って変わらない、ってところから「妬み、そねみ」があったと思うんです。自分の旦那様が「あの人、キレイだね♡」なんて言おうものなら、「異常な美しさで誘惑した、あいつは魔女だ」と妻が言ったのかな?なんて思います。(ただ、美しい容姿を持っている・・それだけなのにね。)

悪魔の印ってなに??

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「悪魔の印は刺されても痛くない」ということで、告発された人々のおそらく、ほくろやシミなどを針で刺したようです。痛くないわけないじゃないですか!!痛いですよ!絶対に!!

そうです!カラクリはあったんです。仕掛けは簡単!針は体に押し付けると引っ込むようになっていたんだそうです。そりゃ、どこを刺そうが痛くないですよねwこれで魔女の一丁上がり、って訳です。

教会側のそんな目論見に加担することになったLittle Murgin(読み方がわからない)がちょっと哀れでもあります。17歳と言えば、現代では物事の善悪の区別はつきます。が、この時代ではそんな教育もなかったのでしょう。無知な少女(本人のせいではないと思う)に権力を持たせてしまったために、無邪気に普通の人達を「冷酷で苦しい死」に追いやってしまったのではないでしょうか?

やっぱり「権力」って怖いですね〜。ね?政治家のみなさん♡

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Posted by nakazato


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